洲本店

ライフスタイルの変化やメンテナンスの必要性が少ないことから、最近では和室に代わってフローリングの洋室が主流となっています。

しかし、近年では和の魅力が詰まった空間が見直され、家に取り入れようとする流れが加速しています。
この記事では、和室の魅力と魅力的な和室を作り出す方法について解説します。
和室を取り入れようと検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

□和室の魅力とは？

以下では、日本の「和」を感じさせる和室の魅力についてご紹介します。

1つ目は、様々な用途に使えることです。
和室と洋室では用途に違いがあります。
洋室であればテーブルを置いてダイニングとして使ったり、ベッドを置いて寝室として使ったりと1つの部屋を1つの用途として使います。

一方で、和室は座卓と布団を使用するため、1つの部屋を用途に応じて使い分けられます。

2つ目は、調湿効果に優れていることです。
木材が多く使用されている和室ですが、木材が空気中の湿気を吸収したり、排出したりすることで自然に部屋の湿度を快適に保ってくれます。

また、和室に使われている畳や土壁も同様に調湿機能を持っているため、夏は湿気が多く、冬は空気が乾燥する日本の気候に適しています。

3つ目は、防音効果に優れていることです。
和室の床材として使用される畳ですが、空気を多く含むため、他の床材と比較すると弾力性があり、音を吸収する防音効果に優れています。

□魅力的な和室を作り出す方法について

「和」を感じられる和室は、部屋自体がインテリアとして存在を発揮します。
また、ちょっとした工夫でさらに魅力的な和室を作り出せるため、アレンジ方法のコツについてご紹介します。

＊敷物を敷く

畳をそのまま利用するのも良いですが、そのまま利用すると畳に傷がついたり、汚れがついてしまったりします。
そのため、畳の上にカーペットやラグを敷いて、傷がつかないようにするのも良いでしょう。

＊和の雰囲気で家具を統一する

和室には、和の雰囲気を持つ家具が良く合います。
自然素材の家具を使用することで、部屋の雰囲気を統一しつつ、和室テイストを強められるでしょう。
また、高低差のある家具を揃えてしまうと、狭いイメージとなってしまうため、なるべくロータイプの家具で統一するのも良いでしょう。

□まとめ

この記事では、和室の魅力と魅力的な和室を作り出す方法について解説しました。
最近、和室のある家は少なくなってきていますが、家に和の空間が欲しいという方は少なくありません。
ただの畳を敷いた空間ではなく、古来の知恵や工夫を上手く取り入れた和の空間で、暮らしに癒しの時間を取り入れてみるのも良いでしょう。