• 2026.02.22
  • #家づくりコラム

建ぺい率と容積率とは?土地の建築規制をわかりやすく解説

建ぺい率と容積率とは?土地の建築規制をわかりやすく解説

家を建てる際、土地の広さに対してどれくらいの大きさの建物を建てられるかは、いくつかの決まりによって定められています。
建ぺい率や容積率といった言葉を耳にする機会もあるかもしれませんが、具体的にどのような意味を持つのでしょうか。
これらは、快適で安全な住環境を保ち、美しい街並みを維持するために重要な役割を果たしています。
今回は、これらの建築規制の基本となる建ぺい率と容積率について、分かりやすく解説していきます。

建ぺい率容積率とは?

土地の建築規制の基本

建ぺい率と容積率は、建物を建てる際に考慮しなければならない、土地に関する基本的な建築規制です。
これらの規制は、都市計画法に基づいて定められており、土地の広さや用途地域によって、建てられる建物の規模に制限が設けられています。
これらのルールがあることで、無秩序な建築を防ぎ、計画的で機能的な都市づくりが可能になります。

街並みと環境を守る役割

建ぺい率とは、敷地面積のうち、建物が建つ面積(建築面積)が占める割合のことです。
一般的に、建物を真上から見たときの面積で判断されます。
この規制は、建物同士の間隔を確保し、日照や通風を確保するだけでなく、火災時の延焼を防ぐといった防災の観点からも重要です。

一方、容積率とは、敷地面積に対して、建物全体の延べ床面積がどれくらいの割合になるかを示すものです。
延べ床面積は、建物の各階の床面積を合計したものです。
容積率の制限は、都市の人口密度や過密化を防ぎ、道路や上下水道といったインフラとのバランスを保つことを目的としています。
これらの規制は、住みやすい、そして美しい街並みを長期的に維持するために不可欠な役割を担っています。

建ぺい率容積率の計算方法

建築面積の算出方法

建ぺい率を計算するには、まず「建築面積」を把握する必要があります。
建築面積とは、建物を真上から見たときの面積、つまり水平投影面積のことです。
一般的には、建物が最も広くなっている階の面積が建築面積となります。
ただし、軒やバルコニーなどで、壁面から突き出している長さが1メートル以内の部分は、建築面積に含まれない場合があります。

建ぺい率は、以下の計算式で求められます。

建築面積÷敷地面積×100(%)

延べ床面積の算出方法

容積率を計算する際には、「延べ床面積」が重要となります。
延べ床面積とは、建物のすべての階の床面積を合計した面積のことです。
例えば、2階建ての住宅であれば、1階の床面積と2階の床面積を合算したものが延べ床面積となります。
玄関ポーチなどは、延べ床面積には含まれません。

容積率は、以下の計算式で計算されます。

延べ床面積÷敷地面積×100(%)

これらの建ぺい率や容積率の制限を超えて建物を建築すると、違法建築物とみなされるため注意が必要です。

まとめ

建ぺい率と容積率は、土地に建物を建てる際の基本的なルールであり、街並みや住環境を守るために重要な役割を果たしています。
建ぺい率は建物が敷地をどれだけ覆うか、容積率(延べ床面積)は建物のボリュームがどれだけ許されるかを示します。
それぞれの計算方法を理解し、定められた制限を守ることは、合法的な建築を行う上で不可欠です。
これらの指標を把握しておくことで、理想の住まいづくりや土地活用をスムーズに進めることに繋がるでしょう。

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