• 2026.02.20
  • #家づくりコラム

廊下がない間取りのデメリットと解消法を解説!快適に暮らすための注意点とは

廊下がない間取りのデメリットと解消法を解説!快適に暮らすための注意点とは

家づくりにおいて、空間を最大限に活用し、より広く開放的な住まいを実現したいと考える方は多いでしょう。
近年、廊下をなくした間取りが注目を集めていますが、そこに潜むデメリットも理解しておくことが大切です。
このスタイルを取り入れることで、どのような魅力が生まれ、どのような点に注意が必要になるのでしょうか。
理想の住まいを形にするために、その実情を詳しく見ていきましょう。

廊下がない間取りの主なデメリット

ニオイや音が伝わりやすくなる

廊下は、各部屋を仕切る役割だけでなく、ニオイや音を軽減する緩衝地帯としての機能も果たしています。
廊下がない間取りでは、リビングでの会話やテレビの音、キッチンの調理のニオイなどが、直接他の部屋に伝わりやすくなる可能性があります。
特に、就寝中にリビングの音が気になる、といったケースも考えられます。

プライバシーや快適性が低下する

廊下がない間取りでは、リビングやダイニングといった共有スペースを経由して各部屋へ移動することが多くなります。
これにより、家族の気配を常に感じやすくなり、プライベートな時間を確保しにくくなることがあります。
また、来客があった際に、リビングを通って部屋へ案内する動線が増えるため、家族がリラックスしにくいと感じる場合も考えられます。

冷暖房効率や動線に課題が出る

空間が一体化しやすいため、広いリビングなどの冷暖房効率が低下する可能性があります。
部屋全体を快適な温度にするまでに時間がかかったり、冷暖房の効きが悪く感じられたりすることがあります。
また、家族間の動線が交錯しやすくなり、意図しないところで家族と顔を合わせたり、移動の際にぶつかったりといった、生活上のちょっとした不便が生じる可能性も考慮する必要があります。

廊下がない間取りのデメリットの解消法

断熱性気密性を高める

空間が広くなることによる冷暖房効率の低下を防ぐためには、家全体の断熱性・気密性を高めることが効果的です。
高気密・高断熱の住宅は、室内の温度差を小さく保ちやすく、一度温まったり冷えたりした空気が逃げにくいため、冷暖房の効率が向上します。
断熱材やサッシのグレードにこだわることで、光熱費の抑制にも繋がります。

目隠しや防音で対策する

プライバシーや快適性への配慮として、目隠しや防音対策を検討しましょう。
視線が気になる箇所には、可動式の壁や格子、家具などを配置して視線を遮る工夫が有効です。
また、音漏れが気になる部屋には、防音性能の高いドアを採用したり、壁や床に遮音材を施工したり、二重窓を設置したりすることで、音の伝わりを軽減することができます。

動線や生活をシミュレーションする

間取りが決まったら、実際の生活シーンを想定した動線シミュレーションが重要です。
朝の忙しい時間帯に家族の動線が交錯しないか、リビングでくつろいでいる際に他の家族の出入りが気にならないか、来客があった際にどのように対応するかなど、具体的な生活をイメージすることで、潜在的な問題点を発見しやすくなります。
必要に応じて、一部に緩衝スペースや細い通路を設けることも検討し、快適な暮らしを実現しましょう。

まとめ

廊下をなくした間取りは、限られたスペースを有効活用し、開放感あふれる住まいを実現できる魅力的な選択肢です。
しかし、ニオイや音が伝わりやすい、プライバシーの確保が難しい、冷暖房効率に課題が生じるといったデメリットも存在します。
これらの課題に対しては、高気密・高断熱化、適切な目隠しや防音対策、そして入念な生活動線のシミュレーションといった工夫で、後悔のない快適な住まいづくりが可能になります。
理想の暮らしを実現するために、デメリットへの対策をしっかりと検討しましょう。

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