「予算内で、家庭菜園ができる広い庭付きの家を建てたい」
「平屋を建てたいけれど、今のエリアでは土地が高すぎて手が出ない」
そんな悩みを抱えている方にこそ目を向けていただきたいのが、淡路島の最南端、南あわじ市です。
南あわじ市は、島内でも特に広大な平野部を有しており、住宅用地としてのポテンシャルが非常に高いエリアです。
神戸や大阪に近い北部の淡路市や、中心部の洲本市と比較して、土地価格の相場がリーズナブルであり、同じ予算でも驚くほど広い土地を手に入れることが可能です。
「土地は安く抑えて、建物や趣味にお金をかけたい」という賢い家づくりを目指す方にとって、これほど条件の揃った場所はありません。
しかし、元々が農地であった場所が多い南あわじ市ならではの、土地選びの注意点や手続きの難しさも存在します。
今回は、南あわじ市の土地価格の相場観や、安く広い土地を手に入れるためのポイント、そして購入前に知っておくべき注意点について解説します。
南あわじ市の土地価格相場とエリア別の特徴
圧倒的なコストパフォーマンスの良さ
南あわじ市で土地を探す最大のメリットは、その価格の安さと広さです。
エリアや条件にもよりますが、坪単価の相場は5万円〜10万円前後で推移している場所が多く、中にはそれ以下の価格で見つかることも珍しくありません。
例えば、洲本市の市街地で50坪の土地を買う予算があれば、南あわじ市なら100坪以上の土地が買えてしまうこともあります。
100坪あれば、駐車場を4台分確保し、広いウッドデッキを作り、さらに家庭菜園やドッグランを作ってもまだ余裕があります。
土地の狭さゆえに諦めていた「平屋」や「二世帯住宅」の夢も、ここなら現実的な予算で叶えることができます。
利便性の「三原・市エリア」と、のどかな「西淡・南淡エリア」
市内でも特に人気があるのは、イオン南淡路店などの商業施設が集まる「三原(みはら)」地区や「市(いち)」地区周辺です。
このエリアは生活利便性が高く、土地価格も市内では比較的高めですが、それでも都市部に比べれば十分に割安です。
一方、高速バス乗り場のある「西淡(せいだん)」地区や、観光地に近い「南淡(なんだん)」地区などの郊外エリアでは、さらにリーズナブルな価格で、田園風景に囲まれた静かな土地を見つけることができます。
利便性を取るか、圧倒的な安さと広さを取るか、ライフスタイルに合わせて選べる選択肢の多さが魅力です。

「元・農地」を買う際に注意すべきポイント
農地転用の手続きと費用
南あわじ市で広い土地を探すと、現在「田」や「畑」として使われている農地が候補に挙がることがよくあります。
農地に家を建てるには、農業委員会への「農地転用許可」の申請が必要となり、許可が下りるまでに数ヶ月の期間を要することがあります。
また、法律によって家を建てられない農地(農業振興地域など)もあるため、安易に「空いているから買える」と思い込むのは危険です。
気に入った土地が農地だった場合は、必ず契約前に不動産屋や工務店を通じて、家が建てられる場所かどうかを確認する必要があります。
造成工事と地盤改良のコスト
農地を宅地にする場合、そのままでは家を建てられません。
土を入れて高さを上げる「盛土工事」や、土が流れないようにする「土留め工事」、そして道路からの水道引き込み工事など、土地代以外に「造成費用」がかかります。
また、元々が田んぼだった土地は地盤が柔らかいことが多く、地盤改良工事が必要になるケースも想定しておかなければなりません。
「土地代は破格だったけれど、造成費で数百万かかった」ということにならないよう、トータルの見積もりを出してから購入を判断することが重要です。

予算配分を工夫して理想の家を実現
土地を安く買って建物にこだわる
南あわじ市での家づくりの醍醐味は、土地にかかる費用を抑えられる分、建物本体や設備にお金をかけられることです。
例えば、断熱性能を最高等級にして光熱費ゼロの家を目指したり、無垢材をふんだんに使った内装にしたり、憧れのアイランドキッチンを入れたりと、生活の質を上げる部分に予算を回せます。
土地はあくまで「器」であり、日々の暮らしを作るのは「家」です。
土地代の呪縛から解放されることで、本当に叶えたかった暮らしの優先順位が見えてくるはずです。
下水道エリアか浄化槽エリアかの確認
南あわじ市には、公共下水道が整備されているエリアと、各家庭で「合併浄化槽」を設置しなければならないエリアがあります。
浄化槽エリアの場合は、設置費用がかかる一方で、自治体からの補助金が出るケースもあります。
ランニングコスト(下水道料金と浄化槽の維持管理費)も異なるため、土地ごとのインフラ状況を確認しておくことも、資金計画のズレを防ぐポイントです。

まとめ
今回は、南あわじ市の土地価格について、その魅力的な相場観と、農地購入時の注意点を解説しました。
南あわじ市は、少ない予算で広大な敷地を手に入れられる、夢のあるエリアです。
しかし、農地転用や造成工事など、専門的な知識がないと判断が難しいハードルも存在します。
アイフルホーム洲本店では、南あわじ市での施工実績も豊富にあり、農地からの宅地化や、造成費を含めたトータルコストの算出を得意としています。
「この畑に家は建つの?」「造成費はいくらかかりそう?」といった疑問があれば、土地購入のハンコを押す前に、ぜひ私たちにご相談ください。