• 2025.12.31
  • #家づくりコラム

35坪の土地で実現する理想の間取り後悔しない家づくりの秘訣

35坪の土地で実現する理想の間取り後悔しない家づくりの秘訣

限られた土地面積であっても、理想の住まいを実現したいと願う方は多いでしょう。
特に、35坪という広さでどのような家が建てられるのか、具体的な間取りのイメージを掴みたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
広さの制約の中で、希望する部屋数を確保したり、駐車スペースを設けたり、さらには快適な居住空間を創り出すためには、いくつかの重要なポイントがあります。
今回は、35坪の土地で理想の家を建てるための間取りの考え方と、後悔しないための家づくりのヒントをご紹介します。

35坪の土地で実現できる間取り

35坪で一般的な3LDKの間取り例

35坪(約115.7㎡)という広さは、都市部においても比較的ゆとりのある敷地面積と言えます。
この広さがあれば、多くのご家庭で希望されることが多い3LDKの間取りを、快適な空間で実現することが可能です。
例えば、家族が集まるリビング・ダイニング・キッチン(LDK)は15帖から18帖程度を確保し、くつろぎの空間を十分に確保できます。
主寝室は6帖から8帖、子供部屋は5帖から6帖程度で、それぞれにクローゼットなどの収納スペースを設けることで、個々のプライベート空間も快適に保てます。
玄関からLDKへのアクセス、各個室への動線、そして水回りへの移動など、生活動線を考慮した配置を心がけることで、日々の暮らしがよりスムーズになるでしょう。

4LDKや書斎も可能な間取りの考え方

3LDKでは部屋数が足りない、あるいは書斎やワークスペース、ウォークインクローゼットなどの追加スペースを希望される場合でも、35坪の土地で実現する道はあります。
その鍵となるのは、各部屋の広さを必要最低限に抑え、空間の効率を最大化することです。
例えば、LDKをリビングとダイニング・キッチンに分けるのではなく、一体的な空間とすることで、部屋数を確保しながらも開放感を保てます。
あるいは、個室の広さを5帖程度に設定し、共用部分でゆとりを持たせるという考え方もあります。
さらに、壁の一部を可動間仕切りにすることで、ライフスタイルの変化に合わせて部屋の用途や大きさを柔軟に変えられるようにする工夫も有効です。

駐車場を確保した効率的な間取り配置

35坪の土地で家を建てる際に、多くの方が重視されるのが駐車場スペースの確保です。
一般的に、普通乗用車1台分の駐車スペースは約5m×2.5m程度が必要となり、これを確保すると建築可能な面積に大きな影響が出ます。
そのため、建物の配置計画が重要になります。
最も一般的なのは、敷地の道路側に駐車場スペースを設け、建物を敷地の奥に配置するプランです。
これにより、車の出入りがしやすくなります。
また、建物を敷地の端に寄せて配置することで、残りのスペースを駐車場やアプローチ、庭などに有効活用することも可能です。
カーポートの形状や、駐車場から玄関までのアプローチの動線を考慮し、限られた敷地面積の中で建物と駐車スペースのバランスを最適化することが後悔しないためのポイントとなります。

限られた35坪の土地で後悔しない家づくりのポイントは?

縦空間の活用で部屋数を増やす

限られた土地面積の中で部屋数を増やしたい、あるいはより開放的な空間を実現したい場合に有効なのが、「縦空間」の活用です。
平面的に部屋を区切るのではなく、高さを利用することで、床面積を増やさずに多機能な空間を作り出すことができます。
例えば、スキップフロアは、床の高さを数段ずらすことで、空間に変化を生み出し、段差部分を収納スペースとして活用したり、視覚的に空間を緩やかに仕切ったりすることができます。
また、小屋裏空間を利用したロフトは、寝室や趣味のスペース、あるいは大容量の収納として活用でき、居住空間を有効活用するのに役立ちます。
さらに、天井を高くする勾配天井を取り入れることで、実際の床面積以上に広く、開放的な印象を与えることが可能です。

水回りや収納の配置を最適化する

家事動線や生活動線をスムーズにするためには、水回り(キッチン、浴室、洗面所、トイレ)や収納スペースの配置が非常に重要です。
水回りを一箇所に集約させることで、配管工事のコストを抑えられるだけでなく、家事効率を高めることができます。
例えば、キッチン、洗面所、浴室を近くに配置することで、洗濯や料理、身支度といった一連の作業が効率的に行えるようになります。
また、収納については、各居室に設けるだけでなく、廊下や階段下、玄関脇の土間収納など、デッドスペースを有効活用することが空間を広く使う秘訣です。
どこにどのようなものを収納したいのかを具体的にイメージし、設計段階で計画に盛り込むことが、住み始めてからの満足度を高めます。

採光と風通しを考慮した窓計画

35坪という限られた土地では、隣家との距離や建物の配置によって、十分な採光や風通しを確保することが難しくなる場合があります。
しかし、快適な住空間には、明るさと風が不可欠です。
そのため、窓の計画は非常に重要になります。
窓の大きさや位置、種類を工夫することで、プライバシーを確保しながらも、効果的に光を取り込み、風の通り道を作ることができます。
例えば、道路に面した窓は小さめにし、隣家との境界線沿いには高窓や横滑り窓を設置して、外からの視線を気にせずに採光や換気ができるようにするなどの工夫が考えられます。
また、吹き抜けや、部屋と部屋をつなぐ室内窓を設けることも、家全体の採光や風通しを改善する有効な手段となります。

まとめ

35坪という限られた土地面積であっても、工夫次第で理想の住まいを実現することは十分に可能です。
今回は、35坪の土地で実現できる3LDKや4LDKの間取り例、駐車場を確保した効率的な配置、そして縦空間の活用や水回り・収納の最適化、採光・風通しを考慮した窓計画といった、後悔しない家づくりのための具体的なポイントを解説しました。
限られた条件の中で、ご自身のライフスタイルや家族構成に合わせた最適な間取りを計画し、快適で満足度の高い住まいを実現してください。

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