憧れのマイホーム、キッチンは特にこだわりたいですよね。
でも、照明選びで失敗すると、後々後悔する可能性も…。
せっかくの素敵なキッチンが台無しになるのは避けたいものです。
今回は、キッチン照明、特に電球色を選んだ際の失敗談と、後悔しないための選び方を解説します。
失敗しないためのポイントを押さえ、理想のキッチンを実現しましょう。

キッチンの電球色の後悔ポイント
料理の色味が変わる理由
電球色は暖色系の光で、温かみのある雰囲気を演出します。
しかし、その反面、料理の色味が実際とは異なって見える場合があります。
例えば、肉の焼き加減が分かりにくくなったり、野菜の鮮度が判断しづらくなったりするといった問題が起こる可能性があります。
これは、電球色の光が赤や緑といった色を正確に再現できないためです。
写真映えしない原因
インスタグラムなどSNSに料理写真をアップする方も多いでしょう。
しかし、電球色の光の下では、料理写真が全体的に暗く、茶色っぽく写ることがあります。
せっかくのこだわりの盛り付けも、写真映えしないと少し残念ですよね。
白い食器とのコントラストもぼやけがちになり、料理の魅力が半減してしまうことも。
明るさ不足による不便さ
電球色は、落ち着いた雰囲気づくりには最適ですが、作業性を重視するキッチンには必ずしも適していません。
明るさが不足すると、コンロ周りやシンクが見づらくなり、調理作業に支障をきたす可能性があります。
結果、作業効率が低下したり、安全面にも影響が出たりするかもしれません。

後悔しない電球色の選び方
適切な色温度の選定
色温度はケルビン(K)で表され、数値が低いほど暖色系、高いほど寒色系になります。
電球色は一般的に2700K前後ですが、キッチンでは3000K以上の温白色や、より明るい昼白色(5000K前後)を選ぶのがおすすめです。
ただし、ダイニングとキッチンの照明の色を統一したい場合は、温白色がバランスを取りやすく良いでしょう。
照明の種類と配置
キッチン照明には、シーリングライト、ペンダントライト、ダウンライト、スポットライトなど様々な種類があります。
それぞれの特性を理解し、適切な配置をすることが重要です。
例えば、作業面を明るく照らすためには、ダウンライトやスポットライトを複数設置するのも有効です。
吊戸棚下にも照明を設置すれば、作業効率が格段に向上します。
スイッチの配置と操作性
天井照明と作業灯のスイッチを別々に設置することで、状況に合わせた明るさ調整が可能になります。
例えば、夜中に水を飲むために冷蔵庫を開ける際、全体を明るくする必要はありません。
部分的に照明を点灯できるよう工夫することで、より快適なキッチン空間が実現します。

まとめ
キッチン照明の電球色選びは、雰囲気と機能性の両立が重要です。
色温度や照明の種類、配置、スイッチの操作性などを考慮し、後悔しない選択をしましょう。
明るさ不足や色の見え方による不便さを避けるため、温白色や昼白色も検討し、必要に応じて複数の照明を組み合わせて使うことをおすすめします。
ショールームで実際に光を確かめてみるのも効果的です。
事前にしっかりと計画することで、快適で使いやすい、そして美しいキッチンを実現できるはずです。