家の雰囲気を大きく左右する照明。
失敗を避けて素敵なものを選びたいですよね。
この記事をお読みの方の中には、天井がすっきり見えるダウンライトを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一見おしゃれでシンプルに見えるダウンライトですが、失敗しやすい要注意アイテムなのです。
そこで今回は、みなさんの素敵な新居生活をサポートすべく、ダウンライト照明の注意点と解決策をお伝えします。
□ダウンライト照明が失敗しやすい理由
ダウンライト照明が失敗しやすい理由はずばり、交換や移動が難しい点にあります。
さらに種類も多く、どれを選んだらよいか決めきれないことも。
では、以下で3つの理由についてお話します。
1.電球の交換が難しいから
ダウンライト照明には電球と一体になっているものとそうでないものがあります。
一体型のダウンライトは安価なこともあり、電気屋さんで相談すると、一体型を勧められることが多いです。
しかし、気を付けなくてはならないのは電球を交換したい時。
照明の色を変えたい、調光機能を付け足したい、電球が壊れた、といった際には照明も一緒に取り外す必要があります。
比較的高価ではありますが、交換型のダウンライトではこの点の心配はありません。
2.一度取り付けたら簡単に移動させられないから
壁に埋め込むようにして設置するダウンライトは容易に位置の変更ができません。
この点は、壁から吊り下げるペンダントライトや貼り付け型のシーリングライトにはない欠点といえるでしょう。
住み続けていると模様替えをしたくなる時もありますよね。
そんな時、照らしてほしい場所を照らせない、という問題が出てきてしまうのです。
3.種類がたくさんありすぎるから
どれも同じように見えるダウンライトですが、実は機能や色の種類が豊富なのです。
光が行き届く範囲や調光、調色機能、リモコン操作の可否といったスペックが高ければ高いほど高価になります。
しかし、費用を考慮して機能性を諦めてしまうと後から交換できず、後悔してしまう、なんてこともあり得ます。
そのため、種類選びは慎重に行わなければならないのです。
□キッチンのダウンライトの設置で気を付けるポイント
交換の難しいダウンライトでは、眩しすぎないように設置することが重要です。
特に家具の移動が難しいキッチンでは失敗したくないですよね。
そこで、失敗を防ぐためのポイントをお伝えします。
まずは、設置する位置の調節です。
おすすめは天井をくぼませてその中にライトを設置することです。
家の構造やデザイン的に困難な場合は、ダウンライトの手前に垂れ壁をつけるのも良いですね。
しかし、天井をくぼませたり垂れ壁を作ったりするのは統一感がなくなってしまうから避けたい、という方もいらっしゃいますよね。
そんな方には、視界に入りにくい壁側にダウンライトを設置することをおすすめします。
視界に入りそうな位置にダウンライトを設置しなくても十分な明るさを確保できる空間を作るのがポイントです。
また、ダウンライトの種類を工夫するのも良いですね。
集光タイプや優しい光で照らしてくれるダウンライトを選べば、眩しすぎず温かい印象のお部屋になります。
他のお部屋との統一感やデザイン性を加味して取り入れてみてください。
□まとめ
ダウンライトは一度取り付けると容易に移動させられないため、注意が必要です。
また、種類が多すぎるあまりどれを選んだらよいのか分らなくなってしまう、なんてことも。
完成後のイメージを明確にして、ご自身に最適な照明を選ぶことをおすすめします。