新築を引き渡し後にやるべきことと気を付けるポイントをご紹介します!
注文住宅が完成したら、いよいよ引き渡しをして正式に自分の家になります。
引き渡し、と聞くと期待で胸が膨らむかもしれませんが、実はあわただしいスケジュールになります。
そこで今回は、引き渡し当日の流れ、そして引き渡しの時に注意することについて紹介します。
新築の引き渡しの当日の流れは、大きく分けて4つです。
・挨拶
・書類渡し
・鍵の引き渡し
・部屋を見回る
まず、引き渡しの前に挨拶を行います。
引き渡しの一連の流れの説明、テープカットなども行います。
次に、書類の引き渡しです。
書類は家の設備一つ一つにあります。
書類は各部屋のライト一つ一つ、そしてバスタブや換気扇など、全ての設備に対してあるため、その量が非常に多いです。
全ての書類に目を通す必要はありません。
給湯機やインターホンなどの日常的に使う設備、そして注文住宅の建設で新たに取り入れた最新設備については、しっかり確認しておきましょう。
そして、鍵の引き渡しです。
工事中、作業員は工事用の鍵を使用しています。
工事用の鍵は本物の鍵を使用すると使えなくなることが一般的です。
その確認のためにも、本物の鍵は引き渡しの時に開封します。
最後に、部屋を見て回りながら気になる箇所の説明を受けましょう。
引き渡し後にクロスの剥がれや汚れに気づいても、引き渡し前からの傷かどうか確認できませんので、この段階で細かくチェックしましょう。
引き渡しにおいて気を付けるポイントを3つ紹介します。
1つ目は、完成前の引き渡しは行わないことです。
書類上だけ引き渡しを行いたい、というような話には乗らないようにしましょう。
なかなか工事を終わらせてもらえなくなる可能性があります。
2つ目は、キズや不具合を書類に残すことです。
引き渡し時に補修の約束をしても、実際に補修を行う人は引き渡しの担当者とは異なることが多いです。
確実に補修してもらうために、補修の約束は書類で残すようにしましょう。
3つ目は、余裕のあるスケジュールで引き渡しを進めることです。
引っ越しには、電気や水道、ガスの開設、現在の住まいの退去、役所での手続きなど、必要なことが多いです。
余裕をもって行いましょう。
引き渡しには、キズやクロスの剥がれがないかを確認すること、引き渡しの前から水道やガス、役所の手続きを進めていくことが重要です。
勢いで終わらせて後からキズに気づくことがないよう、しっかり確認しましょう。