新築でサンルームを作るなら知っておきたい!種類別メリット&デメリットを徹底解説
新築で家を建てる予定があり、サンルームの設置を検討している方もいらっしゃるでしょう。
サンルームは、リビングの延長のような、開放的な空間を生み出す魅力的な空間です。
しかし、種類によって特徴やメリット・デメリットが異なるため、新築でサンルームを設置する際には、後悔しないように、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
この記事では、サンルームの種類別のメリットを解説します。
サンルームの種類は大きく分けて3つあります。
それぞれの特徴を理解した上で、新築の際に最適なサンルームを選びましょう。
1:サンルーム(テラス囲い)
テラス囲いのサンルームは、屋根のあるテラスの側面に囲いをつけたものです。
テラス囲いはビルトインに比べると直接日が当たる点がメリットです。
暖かくなる分、洗濯物が自然に乾きますし、サンルーム以外の用途でも活用できます。
2:ガーデンルーム
ガーデンルームは掃き出し窓に隣接した屋外にある部屋のことです。
壁や屋根は一般的にガラスやアクリルパネルで覆われています。
家と庭の中間スペースとして、両方の良い部分を取り入れたスペースを作れる点が特徴的です。
お月見や天体観測、お花見など、四季を楽しむ空間としてご家族でご利用いただけます。
「ガーデン」とはいえ、雑草の心配がないことも嬉しいポイントです。
ガーデンルームの床はタイルやウッドデッキが使用されるため、除草作業の心配がありません。
3:ビルトイン(ランドリールーム)
ビルトイン(ランドリールーム)は物干し室やランドリールームなどを完備した、家と一体型のスペースです。
ビルトイン型は現在、雪国を中心に一般的に取り入れられています。
テラス囲いをはじめとした外付けのサンルームは、メーカーの耐雪設計の限界があるので、雪が積もる地域では設置が難しい場合もあります。
ビルトイン型であれば、雪の心配なく、快適にサンルームを利用できます。
サンルームは洗濯物を干したり、趣味のスペースとして活用したりと、様々なメリットがあります。
具体的なメリットを理解することで、サンルームの有効活用方法が見えてくるでしょう。
1:天気を気にせずに洗濯物が干せる
サンルームがあれば、気象条件を気にせずに洗濯物を干せます。
サンルームは周りが囲まれている密室空間。
悪天候でも、雨風が入ってくる心配をせずに洗濯物を干せます。
共働きなので、朝に洗濯物を外干ししたら、夜まで取り込めません。
でも、サンルームがあれば日中に突然、雨が降っても安心です。
365日、どのような天気でも洗濯物を濡らすことなく干せるのは大きなメリットですね!
2:洗濯物に花粉がつかない
雨風だけでなく、洗濯物に花粉がつくことも防げます。
サンルームがあれば洗濯物も布団も花粉を気にせずに、どんどん干せます。
家族だけでなく、室内で飼っているペットも花粉に毎年悩まされていました。
でもサンルームで洗濯物を干せるようになってからは、花粉が室内に入り込む心配が減りました。
3:子供やペットの遊び場になる
サンルームは子供やペットの遊ぶスペースとしても使えます。
天気を気にせず遊べるだけでなく、施錠しておけば外に飛び出す心配もありません。
もちろん、完全に目を離せるわけではありませんが、開放感のある場所で遊ばせつつも安全性を高められます。
リビングでペットを飼うと、臭いや毛の処理が大変でした。
赤ちゃんが生まれたのを機に、サンルームをペットスペースにして、負担が軽減できました。
4:収納や趣味のスペースにも使える
一時的に物を収納したり、趣味のスペースとしてサンルームは活躍します。
一般的にサンルームは室内と外を行き来できる場所に設置されることが多いため、ガーデニングの道具やゴミなどを外に出すために一時的に置く場所として活用できます。
また、室内のガーデニングスペースにしたり、アトリエに使ったりなど、趣味のスペースとしての利用も可能です。
5:隣接する部屋の断熱性が高まる
サンルームは二重窓のような役割を果たします。
冬は暖気を逃がさず、夏は涼しい空気を保つ効果があります。
サンルームを設置することで、隣接する部屋の断熱性が高まり、冷暖房効率が向上します。
光熱費の削減にもつながる嬉しい効果ですね。
この記事では、サンルームの種類別のメリット・デメリットを解説しました。
サンルームは、種類によって特徴が大きく異なるため、新築でサンルームを設置する際には、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、用途やライフスタイルに合ったサンルームを選ぶことが大切です。
この記事が、最適なサンルーム選びの参考になれば幸いです。