平屋の場合のガレージづくりのメリットは?予算も併せてご紹介します!
注文住宅を検討されている方の中で、ガレージを作ろうかどうか、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。
ガレージは建物からつながっているため、車までの移動がスムーズで便利です。
今回は、平屋ガレージのメリットと、ガレージを作るための予算についてご紹介します。
平屋ガレージのメリットを3つご紹介します。
平屋は間取りによっては単調な外観になってしまいがちですが、ガレージを組み込むことで、外観のデザインにインパクトを与えられます。
片流れの大屋根を設けたり、シャッターの色や素材にこだわったりして工夫すれば、印象的な外観に仕上げられるでしょう。
インナーガレージの面積が建物の延べ床面積の5分の1より小さい場合は容積率の緩和措置の対象となり、延べ床面積には含まれません。
固定資産税評価額には床面積が影響するため、同じ延べ床面積の建物であれば、インナーガレージを作ることで固定資産税を軽減できる可能性があります。
一つのフロアで生活の全てが完結することが平屋の最大のメリットであり、ガレージがつながることで、さらに暮らしやすくなるでしょう。
たとえば、雨の日でも傘を差さずに車まで移動でき、赤ちゃんを連れてのお出かけや荷物の積みおろしも簡単にできます。
ガレージを作る際にかかる費用として、土地代や建築費があります。
ガレージ部分に必要な坪数は、車一台分で4〜5坪と言われています。
坪単価は全国平均で約33万円のため、車一台分を5坪とすると、約165万円の土地代がかかります。
また、ガレージ部分の建築費は、1坪あたり50〜80万円かかると言われています。
車一台分(5坪)のガレージを建築する場合、250〜400万円かかる計算です。
ガレージハウスのガレージは住居に内包された設計であり、住居の耐久性や耐震性を担保する必要があるため、割高になる傾向にあります。
土地代と合わせると、ガレージ部分にかかる費用は、車一台分で約415〜565万円が相場と言えます。
平屋ガレージのメリットとして、外観のデザイン性を高められること、固定資産税を安く抑えられる場合があること、生活動線がよりコンパクトになることが挙げられます。
さまざまなメリットがあるガレージですが、設置すればその分、費用はかかるため、実際に設置した時の使用用途や使用頻度を考えながら、慎重に検討しましょう。