洲本店

小上がり和室は、リビングに和の空間をプラスしたい、あるいは将来的な老後の暮らしも意識した間取り設計を考えている人にとって魅力的な選択肢の一つです。

しかし、小上がり和室にはメリットだけでなく、注意すべき点も存在します。
この記事では、小上がり和室のメリットとデメリット、そして老後の暮らしとの関係性について解説します。

□小上がり和室の魅力とは？

小上がり和室は、LDKに馴染みやすく、多様な使い方ができる空間として人気です。
段差によって空間にもメリハリが生まれ、和室に籠り感も演出できます。
さらに、床下収納を設けることで収納スペースを増やすことも可能です。
具体的に、小上がり和室の魅力を見ていきましょう。

1:LDKに馴染む和室に

LDKに和室を設ける場合、床の高さが異なることで、視覚的に違和感を感じることがあります。
小上がりにすることで、和室に座った時の視線がリビングと近くなり、違和感なく空間を繋げることができます。

2:ソファや椅子代わりにも

小上がりの段差は、ソファや椅子代わりにもなります。
テレビを見ながらくつろいだり、家族と会話したりする際に、ちょうど良い高さの腰掛けとして活用できます。

3:収納スペースを増やす

小上がりの床下に収納スペースを設けることで、リビング周りの収納不足を解消できます。
おもちゃ箱や季節物の収納など、用途に合わせて活用できます。

□小上がり和室の注意点

小上がり和室は魅力的な空間ですが、注意すべき点もいくつかあります。
リビングが狭く感じてしまったり、お年寄りにとって段差の上り下りが大変だったり、荷物置き場と化してしまう可能性も考えられます。
将来的な老後の暮らしも考慮して、慎重に検討することが重要です。

1:リビングが狭く感じる

小上がり和室を設置すると、空間全体が狭く感じてしまうことがあります。
特に、リビングスペースがもともと狭い場合は、小上がりにすることでさらに狭くなってしまう可能性もあります。

2:お年寄りには段差が上り下りしにくい

段差は、お年寄りにとっては上り下りが大変です。
将来、ご自宅で生活されるご両親がいる場合は、段差の昇降がスムーズに行えるよう、手すりを取り付けるなど、安全対策を検討する必要があります。

3:荷物置き場と化してしまう可能性

小上がり和室は、収納スペースとして活用しやすい反面、物を置けば置くほど、本来の使い方から離れてしまう可能性があります。
整理整頓を心がけ、常に使いやすい状態を保つことが重要です。

□まとめ

小上がり和室は、LDKに和の空間をプラスし、多様な使い方ができる魅力的な空間です。

しかし、リビングが狭く感じてしまったり、お年寄りにとって段差が上り下りしにくいなど、注意すべき点もあります。
小上がり和室を設置する際は、メリットとデメリットを比較検討し、将来的な老後の暮らしも考慮した上で、慎重に判断しましょう。