アイフルホーム洲本店

吹き抜けの防音対策についてご紹介します!

開放感のある注文住宅を建てる際に、吹き抜けを導入したいという方もいるでしょう。
家を建ててしまってから、吹き抜けによって生活音がうるさいという後悔が出てくる可能性もあります。
失敗しない家作りのためにも、今回は吹き抜けの特徴と防音対策について紹介します。
 

□吹き抜けに防音対策が必要な理由

 
注文住宅で吹き抜けを導入することで、上階とつながるため部屋が開放的になることや高い位置から自然光を取り込めるため、部屋全体が明るくなりやすいです。
このようにメリットもある吹き抜けですが、場合によってはデメリットの方が大きくなってしまう可能性があります。
 
1つ目は、2階や上階部分のスペースが狭くなってしまうことです。
吹き抜けにより床面積が少なくなるため、上階で利用できるスペースが必然的に減ってしまいます。
 
2つ目は、生活音や匂いが家中に広がりやすいことです。
2階に吹き抜けがあった場合、1階と空間がつながっているため、家族の生活音が家中に響いてしまったり、匂いが上階まで伝わってきたりしてしまいます。
しっかりと対策を行わなければ、普段の生活に支障が出てしまう可能性があります。
 

□吹き抜けの防音対策に必要なポイント

 
注文住宅で吹き抜けを導入する際は、あらかじめ吹き抜けのデメリットを対策しながら設計を行うことで、最も効果的な防音対策につながります。
 
1.吹き抜けに建具を入れる
建具(たてぐ)とは、部屋や外部との仕切りに用いる、開閉可能な扉や窓のことです。
吹き抜けの腰壁部分に建具を取り付けることで、勉強や仕事、食事の際には建具を閉めるといった方法で防音や匂い対策を行えます。
また、暖かい空気はすぐに上層部に逃げてしまうため、建具で防寒対策にもなります。
 
2.音が気になる部屋を防音構造にする
内装に使われる建材に防音、防火性の高い石膏ボードというものがあります。
一般的には、片側の壁に対して1枚の石膏ボードしか使わないのですが、片側2枚、内外両面の計4枚使うことで気密性を高められ、防音対策になります。
 
また、石膏ボードは天井まで張ることが一般的ですが、小屋裏にも利用することでより防音性能を強化できます。
 

□まとめ

 
吹き抜けを作ることで開放感のある部屋になりますが、音が響いてしまうという大きなデメリットも存在します。
実際に注文住宅を建ててしまった後で対策を行うより、計画段階で吹き抜けの防音対策を行うほうが効果的です。
注文住宅に吹き抜けを取り入れる際は、特徴をよく理解したうえで対策をとるようにしましょう。
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