住宅ローンの決め方のポイントは?決める上で気を付けることをご紹介!
注文住宅を購入される場合、住宅ローンを組まれる方がほとんどです。
しかし、住宅ローンも借りられるだけ借りるのが一番良いわけではありません。
今回は、住宅ローン選びのポイントと、住宅ローンの決め方で気を付けることについてご紹介します。
住宅ローンを選ぶ際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
ここでは、住宅ローン選びのポイントを3つご紹介します。
住宅を購入する際には、住宅ローンでいくら借りられるのかを知ることが重要です。
ここでポイントになるのが返済負担率です。
返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合で、住宅ローンを借りるときの審査基準の一つです。
金融機関によって基準は異なりますが、一般的には25〜35%が目安で、フラット35では年収400万円未満が30%以下、400万円以上は35%以下とされています。
ただし、あくまでも借りられる額の上限であるため、家計の状況やお子様の教育費など、住宅ローン以外の支出の予定も考慮して、無理なく返済できる額を考える必要があります。
住宅ローンの返済期間は最長35年が一般的ですが、金融機関によっては最長50年の場合もあります。
また、返済期間の他にも、借入時の年齢は70歳まで、完済時の年齢は80歳までのように、借入時と完済時の年齢条件も定められています。
住宅ローンを組む方法には、「単独ローン」「ペアローン」「収入合算」の主に3つがあります。
単独ローンとは、一人が債務者となって住宅ローンを組む方法です。
ペアローンとは、購入する物件の持ち分を夫婦で共有し、夫婦それぞれが自分の持ち分の債務者となって住宅ローンを組む方法です。
収入合算は、夫婦の一方が債務者、もう一方が連帯保証人もしくは連帯債務者となる方法で、借入可能額の基準となる年収は夫婦の収入を合算します。
住宅ローンの決め方では、返済期間に気を付けることが重要です。
先程、完済時の年齢にも規定があるとご説明しましたが、返済期間の理想は、「(60歳-現在の年齢)年」以内にすることです。
現在では60歳以降も働く人が多くなっていますが、60歳以降は収入が大きく減る可能性があったり、老後資金の準備が不十分だったりすると老後貧乏に陥ってしまう危険性があったりします。
そのため、60歳までに返済が終わる住宅ローンにすることをおすすめします。
住宅ローンを選ぶ際のポイントは、借入可能額や返済期間、債務者の収入の主に3つです。
むやみやたらに借りるのではなく、住宅ローン以外の支出の予定や将来のことも見据えながら、無理なく返済できる金額や期間を設定しましょう。